里山ならではの食材を活かした料理を堪能したり、渓流沿いのとっておきの秘湯につかりながらゆっくりとした時間の流れに身を任せたり。
ミシュランガイドにも掲載される旅館や飲食店があるなど、ここ下田郷での宿泊や食事も大きな魅力のひとつです。
かつては薬として利用されたほど濃厚な強食塩冷鉱泉、豊かな自然と地の食材を使った滋味料理が自慢の一軒宿。
春は桜や山野草、夏はホタル、秋は紅葉、冬は雪。渓谷の美しい四季と川のせせらぎを堪能する、贅沢な時間が流れます。
昭和初期の料亭旅館を移築した「緑風館」は国登録有形文化財に登録された趣ある客室。川沿いの眺めが開放的な「渓流館」も人気です。
料理には湧水を利用して山里の幸を丁寧に調理しており、澄んだ味わいに定評があります。
2022年4月15日にオープンの、アウトドアメーカーのスノーピークが手がける複合型リゾート。
建築家・隈研吾氏のデザインした各施設には地元木材がふんだんに使用され、大きな窓ガラスからは日本三百名山の粟ヶ岳をはじめとする下田郷の絶景が望めます。
温浴エリアは天然温泉のほか、360度型のサウナヒーターを採用して焚き火を囲んでいるかのようなサウナも魅力。
食事エリアのRestaurant 雪峰では地元新潟の食材をふんだんに使ったカジュアルなメニューをご用意。
宿泊エリアにはヴィラ棟に加え、隈研吾建築都市設計事務所とスノーピークが共同開発したモバイルハウス住箱-JYUBAKO-が併設されています。自然の中に溶け込んだとびきりのプライベート空間をお楽しみください。
五十嵐川のほとりにある手打ちそばの店、山河。
店内の大きな窓からは、下田郷を悠々と流れる五十嵐川の景観を楽しむことができます。
「挽きたて・打ちたて・茹でたて」がこだわりの三箇条。常に新鮮でおいしい蕎麦を提供するため、食材は全てが下田産。綺麗な水と空気で育った食材は美味しいだけでなく、それぞれの相性も抜群です。
春は山菜、夏は川魚、秋はキノコ、冬は新蕎麦。季節の恵をそのまま地でいただく贅沢をご堪能ください。
新潟県三条が誇る蔵元・福顔酒造の日本酒と蕎麦の組合せもおすすめです。
“飲んだ人が福の顔になる旨い酒を造る”つまり福顔になる酒を造り、日本酒で人を幸せにしたいとの想いのもと、明治30年に創業した酒蔵。下田郷が育んだ酒米と清流・五十嵐川の超軟水から、様々な料理に合う多様な日本酒が造られています。
なかでも貯蔵する樽を洋酒用にし、濃厚な香りと独特な風味を加えたことで、チーズやナッツ、チョコレートと一緒に味わう新しい日本酒のカタチが誕生。
インドアだけでなくアウトドアでの料理とも絶妙な相性を持ちます。
下田郷の豊かな里山に囲まれながら、口の中に広がる料理とのマリアージュをお楽しみください。