今回のキャンプでは、三条市内で楽しめる様々なアクティビティを体験しながらの夏キャンプ。
最近の夏は異常気象が多いものの、しっかりと対策し、楽しめる遊びを取り入れることで満足のいくキャンプを行うことができる。 遊びを取り入れることによって、子どもたちにとってもさらに充実したキャンプになるはず。
09:00 『ミズベリング三条』で夏のアクティビティに挑戦
そんなこんなでまずは水遊びをするため、『ミズベリング三条』の川岸へ向かった。
到着するやいなや着替えて講習を受ける。
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川に落ちてしまった時の対処、ロープを使っての救助方法などを10分〜15分程度聞いてから、実際に川に出ていく。
今回教えてくれるのは信濃川、五十嵐川など新潟の川遊びを教えている『株式会社I R C』の方々。しっかり許可を取って運営している。
今回はサップと、パーティーサップなるものに挑戦!
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陸地ではとても暑く日影を探さないと辛いくらいの気温だったが、川に出るだけで空気の流れが変わり涼しい。(それでも直射日光には気を付けて)
この日の川はとても穏やかで少し漕ぐだけでどんどん進んでいく。
4〜5月の雪解けシーズンは水量が増え、より激しく遊ぶことができるよう。
緩やかな流れに気持ちが大きくなり、早速立って漕いでみる。
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一瞬でしっかり落ちる。
ただ少しひんやりで気持ち良い。これぞ夏のアクティビティ。
しかし、サップに乗るのはかなり体力を要する。
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この後、I R Cおすすめの大人数で遊べるアクティビティ『パーティーサップ』なるものにも挑戦!
大人数で立つと、他の人がバランスを崩した時に一緒にグラグラするので盛り上がること間違いなし。
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川の上は、涼しくのんびりとした時間が流れる。
声を出しながらチームラークでパドルを漕いで盛り上がるアクティブバージョンと、脚を川に入れて寝ながら風景を楽しむリラックスバージョンを味わうことができた。
大人だけで楽しむこともできるし、子どもや家族でも楽しむことができる万能アクティビティ。
普段のキャンプだと子どもたちは「ヒマ~、やることない〜」などの文句が出るので、こんな涼しいイベントを取り入れて遊べば、満足度もかなり向上する。
1時間半ほど川の上で過ごすとお腹も空いてきた。
11:00 食堂『原泉』にて『三条カレーラーメン』を実食
今回も前回同様に、三条市のソウルフード『三条カレーラーメン』を食べる予定だが、お店によってかなり特色が違ってくるようだ。
今回はカツが乗っている『勝加里ラーメン』(カツカリーラーメン)を。
あわせて半チャーハンを頼もうとすると、店員のおばさまに止められる。
理由は着丼するとお分かりになるはず。
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豪快なすり鉢にカツが乗ったラーメン。
しかも、サラダ、付け合わせ、ご飯(小)がセットになっている。
そして初めての経験として、カツの隣にカボチャの天ぷらが。
凄まじいボリュームで攻めてくる。
とろみのついたスープにちぢれ麺が絡む!
麺をご飯にバウンドさせて食べる。カツをご飯にバウンドさせて食べる。
水遊びで疲れ切った体に染み渡る。 ご飯(小)をおかわりしてしまうほどに、スープがおいしく2度おいしい得した気分。
12:00 『ON THE UMAMI TSUBAME SANJO PORT』で買い出し
こちらのお店は三条市にある出汁の専門店。
カフェ、農場、ミュージアム、料理教室が一体となったショップ。
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こちらで今回の夜ご飯の材料を購入することに。
店内を見て回るとおしゃれ空間、そしてワクワクする調味料の数々…
そんな食材を見ながらおつまみを考えるだけで、心も健康になった気がする。
ここでは白だしと、ホタテの炊き込みご飯の素を購入。
これを使って三条レシピを仕上げていく予定。
ここからスーパーに寄って夏野菜を購入後、キャンプ場に移動し、のんびりした時間を過ごす。
14:00 『三条市グリーンスポーツセンター 』到着
こちらは三条市が運営している施設で、隣接する大崎山公園には展望テラス、テニスコート、大きなブランコ、マウンテンバイクのコースなどがあり、さまざまな遊び方ができる。
本当はマウンテンバイクを体験する予定だったが、サップでクタクタのため明日行うことに…
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まずは設営。
こちらのキャンプ場は料金もかなり素敵な設定。
テント1張りにつき600円とのこと。
そう!ただでさえリーズナブルな価格なのだが、1張りという、設定にも驚く。
これ以上はあまり大きい声で言わないが、是非家族で大きいテントで泊まってほしい!
詳しくはキャンプ場のサイトを参照のこと。(コチラ)
このキャンプ場は林間サイトということでハンモック泊をすることに。
良さそうな木を探す。
ハンモックで寝ることができるのかとよく聞かれることがあるが、浮遊感がとても気持ちよく、すぐに眠りにつくことができる。(個人差あり)
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椅子の代用にもなるので荷物が減るのもいいところ。
設営が完了したら、辺りを少し散歩してみる。
頂上広場の展望テラスに行ってみた。
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そこまで標高が高い場所ではないが、見晴らしが良く、三条市をしっかり眺めることができ、ふらっと寄るにはとても良い場所。
気持ちが良い。
16:00 宴の準備
先ほど、『ON THE UMAMI TSUBAME SANJO PORT 』にて購入した『だし屋の炊き込みご飯の素 ほたて五目』。
こちらを使ってアレンジレシピ。
自分で言うのもアレだが…
なんと!!
炊き込みご飯にしない!!
ご飯の代わりにじゃがいもを使った料理。
その名も
『炊き込みポテト』
ツマミにもおかずにも最適な最強レシピなのでぜひ試してみてほしい。
食材は
- じゃがいも 2個〜3個
- 炊き込みご飯の素
- バター20g
- 片栗粉
- 米油
6〜7月が旬の三条市産ジャガイモをふんだんに使用して、簡単に仕上げていく。
じゃがいもをさいの目に切る。
片栗粉をまぶし、多めの油で揚げ焼きにしていく。
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ここが唯一のポイント。
じゃがいもをしっかり『カリッ』となるまで揚げ焼きに。
カリッとなったら、先ほど購入した炊き込みご飯の素を入れていく。
まずはホタテ。
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そしてタレを入れて煮込んでいく。
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仕上げにいろどりの枝豆とバターを乗せて完成。
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熱々のまま食す。
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めちゃ美味い。
ホタテの旨味をじゃがいもがまとい、それをバターがコクを出して包んでいる。
お米も進む、お酒も進む、かなり優秀なレシピ。
思わず、
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この後の宴に勢いがついてしまったのは言うまでも無い。
後編(2日目)に続く。
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この記事を書いた人
べアーズ島田キャンプ
月に10日以上キャンプに出掛ける野外料理研究家。 レシピ本を2冊出版 その傍ら合同会社ベアーズの代表を務める。 そちらの会社では楽天トラベルキャンプのアンバサダー、アウトドア用品のアドバイザー、レンタルキャンピングカーなどの事業を営む2人の父親。