ベアーズ島田キャンプの三条市サマーアクティビティキャンプ1日目後編~2日目

三条市で楽しめるサマーアクティビティーキャンプの1日目の続きから。

1日目前編では、『ミズベリング三条 』でのサップ体験や『ON THE UMAMI TSUBAME SANJO PORT』で購入した食材でキャンプ飯づくり。

コチラより見ていただけたら嬉しい。
ベアーズ島田キャンプの三条市サマーアクティビティキャンプ1日目

1日目 18:00 キャンプ飯その2

1品目の『炊き込みポテト』に続き、2品目に取り掛かろうかと。

キャンプにおいてこの時間が最も好きで実際の動きはあれやこれやでバタバタだが、心的にはのんびりできる時間。

そんな時間に選んだ料理は『夏野菜のたこタコス』

今回は日本で一般的なタコスのイメージ、ひき肉、野菜をメインとしたものに、夏野菜を活かし、ソースにはタコを入れて仕上げる。
このネーミングが、『たこタコス』の由来だ。

材料は
トルティーヤ(市販の物)
合い挽き肉
とうもろこし
たこ
ピーマン
トマト
レタス
青唐辛子
チーズ
ニンニク(今回は芽伸びニンニク)
ライム
チリパウダー
ソース

こちらとなっており、少しそろえる材料は多いが、この時期にしか味わえない野菜の旨味をダイレクトに感じられるレシピとなっている。

まずはソースとなるフレッシュなサルサソースを作るために野菜をカットしていく。
トマト、ピーマン、たこを少し小ぶりに切ってニンニク、唐辛子をみじん切りにして混ぜ、塩を振り馴染ませていく。

カットしたトマトをつまみながら呑んでいる。
キャンプにおける至福のひととき。

続いて、とうもろこしを生のままカットしておき、挽き肉を炒めていく。

挽き肉にしっかり火が通ったら、とうもろこしを加え、塩、ソース、チリパウダーで味付けしていく。
夏場なら特に汗もかくのでしっかり味付けしていくことをオススメする。

とうもろこしが入ることで綺麗な彩りとなり、食欲も湧く。
チリパウダーが入っているので、香りも良くさらに食欲が湧く。
シンプルに肉の匂いで食欲が湧く。

その彩と香りをつまみに一杯飲む。
至福
これが私が望むキャンプ時間だ!

あとはレタス、ライムをカットしておき、出来上がった食材を並べる。

トルティーヤに好きな分量だけ具材を乗せていく。
まずは、コーン挽肉。

続いてレタスにフレッシュサルサソース。

そこにライムを絞り、

最後にチーズを乗せて完成!

かなりボリューミーに仕上げてしまった

この状態を見るだけでもワクワクする。
温かい挽肉にさっぱりとしたサルサソースが馴染み…

まだ食していないのに感想が脳を駆け巡る。

ここでタコスの映画(タコスのすべて)を見たときに学んだマウントを取るほどのことではない御託を。

「タコスは汁をこぼしながら食べる食べ物だ!」

ということで、めちゃめちゃキャンプに向いている料理だということがわかる。

具材がこぼれないようタコスを平行にして、顔を傾けて食べる。

とても美味い。
三味一体(三位一体)とはこのことだ!
いや、それ以上の数の旨みが押し寄せてくる。
肉の旨みにタコの食感、魚介の旨み、チーズのコクどんどん攻めてくる。

そこにフレッシュな野菜とプチット弾けるコーンの食感、甘味が…
もーーーーー
ビールでしょ!

自然の中に身を置き、その季節のとれたて野菜を味わえるこの贅沢。
たまらないよ。
このままスタッフさん達と夜遅くまで宴が繰り広げられたのは言うまでもない…

2日目 09:00 『三条市グリーンスポーツセンター』でマウンテンバイクに挑戦

翌日も天候に恵まれて、気持ちよく起床することができた。

前の日にサップをやり、少しばかり筋肉痛になっている。
年齢のせいかまだまだこの後に筋肉痛が襲ってくる予感。
そんな中1日目にやりそびれたというか、先送りにしたアクティビティ『マウンテンバイク』を乗るために受付へ。

1日目前半の記事でもお伝えしたが、ここのキャンプ場では様々なスポーツをすることができるのが特徴で、特に子どもから人気があるものが『マウンテンバイク』である。

早速受付を済ませ自転車を手にすると、ワクワクが込み上げてくる。

こちらではマウンテンバイクを無料で貸し出すという、お財布にかなり優しいキャンプ場。

大人用20台前後、子ども用も同じくらいの用意があり、大人数で遊ぶのにも交代せず併設されたコースを遊ぶことができる。(時間制限あり)

自転車を持ち込むことも可能で、持ち込みの場合は走れるコースが増え、難易度も上がるので何度も訪れて楽しむことができる。

レンタルで楽しめるのは初心者コース、キッズコース、持ち込みはその他全部

詳しくはコチラのページより

今回はレンタルをしての走行なので初心者コースで走ってみる。

なかなかしっかりとアップダウンがあり、下りでは気持ちよく走行できるが、上りではかなり体を使う。

10分も走ると肩で息をするくらいハードなコース。

少しずつ慣れてきたので、よりハードにトライ。

決定的な瞬間こそないが、転んでしまった。
キャンプをしながら、森の中を駆け巡るこのアクティビティはとても気分がいい。
ただ昨日のサップの影響で足がパンパンに。

スタッフさんが乗っている電動アシスト付きマウンテンバイクを借りて試乗。
これはとても楽!

しかも疾走感は味わうことができるので世のお父さん方、電動は有料ではあるが、こちらをオススメする。
これは家族での来訪で満足度が高いのは間違いない。

2日目 11:00 『角利産業株式会社』さんへ

キャンプ場を後にし、三条市にある会社でアウトドアのブランドも持っていらっしゃる『角利産業株式会社』さんへ。

もともと大工道具の販売をしている会社だが、数年前からアウトドアに特化したブランドを展開。それが『KAKURI

自社の強みを活かしたギア作りで、なかなか叶うことがなかったしっかりした刃物がついている薪割りスタンドや、今まで実際に制作していたカンナをアウトドア用に転用した『火口鉋』などを手がけている。

実際僕の友人もこちらのカンナを持っており、先日キャンプに行った際に自慢された。
フェザースティックづくりを苦手としている層にとても刺さっているようだ。

三条市には様々なアウトドアブランドがあり、レベルの高さが窺える。
ヒット商品を生み出すべくどんどんチャレンジしてほしい。

今回2日間で訪れた夏のアクティビティキャンプだったが、また新たな魅力に気づき、それが近くにある三条市の方々を羨ましく思った。

特に僕は小さい子どもがいる身なので、家族でアウトドアに出かけ、その世代にあった遊びが近くにあることが魅力的だった。

そしてそれらを体験できる値段についても驚きを隠せない。

次回は秋ごろになるが、三条市のアウトドアの魅力をもっと伝えたい!

この記事を書いた人

べアーズ島田キャンプ

月に10日以上キャンプに出掛ける野外料理研究家。 レシピ本を2冊出版 その傍ら合同会社ベアーズの代表を務める。 そちらの会社では楽天トラベルキャンプのアンバサダー、アウトドア用品のアドバイザー、レンタルキャンピングカーなどの事業を営む2人の父親。

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