目次
- 食事はキャンプでの楽しみの1つ
- 炊事場や焼き場などの施設が充実しているキャンプ場を利用
- 「キャンプ料理」を初心者が簡単に作るためのポイント
- 事前準備をしておくとスムーズ
- 鉄製の調理器具の「シーズニング」は必須
- 調理しやすい食材や料理を選ぶ
- 調理時の火力に注意する
- 楽しく食べられることが大切
- キャンプ場での簡単調理に役立つ道具
- バーナー
- バーベキューコンロ、グリル
- ワンポイント
- スキレット
- ダッチオーブン
- ホットサンドメーカー
- メスティン
- ものづくりのまち「新潟県三条市」
- キャンプ場での簡単調理に役立つおすすめ道具6選
- Snow Peak(スノーピーク)/HOME&CAMP バーナー シルバー
- CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/7Way マルチ ファイアグリル
- BUNDOK( バンドック)/ミニスキレット 2個セット
- Snow Peak(スノーピーク)/コロダッチオーバル
- CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/ハーフ&ハーフ ホットサンドトースター
- CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/アルミ角型クッカー
- 初心者におすすめの簡単キャンプ料理6選
- 1.生野菜や加工商品を使った料理
- 2.食材をそのまま焼いたり、アルミホイルに包んで焼くだけの料理
- 3.スキレットを使った簡単料理
- 4.ダッチオーブンを使った簡単料理
- 5.ホットサンドメーカーを使った簡単料理
- 6.メスティンを使った簡単料理
- 新潟県でキャンプやアウトドアを楽しむなら三条市の下田郷(しただごう)へ
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キャンプにまだ慣れていない初心者の方向けに、簡単にキャンプ料理を作るときのポイントや便利な道具、おすすめのレシピを紹介します。
キャンプの醍醐味といえば何といっても自然の中で作るキャンプ料理でしょう。
ですが、キャンプにまだ慣れていないと屋外での調理はなかなか大変なので、少しでも効率よく調理するには、道具の選定がとても大切です。
この記事を読めば、普段料理をしない人や、キャンプ料理に慣れていない人でも、きっと簡単に美味しいキャンプ料理が作れるようになりますよ。
食事はキャンプでの楽しみの1つ
大自然の中での食事は、キャンプの醍醐味の1つです。キャンプ料理はキャンプ飯とも呼ばれ、自宅やレストランでは味わえない魅力があります。
食材は地元で購入して持参するのもよいですし、キャンプ場近くのスーパーや直売所であれば、その土地の食材が購入できるのでオススメです。
炊事場や焼き場などの施設が充実しているキャンプ場を利用
キャンプ料理の初心者は、炊事場や焼き場などの施設が充実しているキャンプ場を利用しましょう。設備が整っていれば、初心者も安心してキャンプ料理に挑戦できます。
まだ自前の道具が揃っていなくても、コンロや鍋などレンタル備品が充実しているバーベキュー施設もあります。食材も事前に準備してくれる施設なら、手ぶらでキャンプ料理に挑戦できますよ。
「キャンプ料理」を初心者が簡単に作るためのポイント
事前準備をしておくとスムーズ
魚や肉に下味をつける、野菜をカットしておくなど、家で下ごしらえをしておけばキャンプ場での調理時間を短縮できます。
キャンプ場では焼くだけ、蒸すだけなどの工程のみにすることで初心者でも簡単にキャンプ料理に挑戦できます。生ものを扱うときは、食中毒に充分注意しましょう。
鉄製の調理器具の「シーズニング」は必須
スキレットやダッチオーブンなど、鉄製の調理器具は使用後にシーズニングと呼ばれるメンテナンスが必要です。
シーズニングとは、鉄製の鍋やスキレットなどに塗られているワックスを洗剤で落とし、野菜くずなどを炒めて鉄臭さを取り除き、オリーブオイルなどの油をしみこませてさび止めの油膜を貼る作業です。
シーズニングを行い、ワックスの臭いが食材に移らないようにしましょう。
鉄製のスキレットやダッチオーブンをはじめて使うときは、油を底面にまんべんなく塗り、煙が出るまで過熱します。この作業を繰り返すことで、鉄に油がしみこみ、こびりつきを防げます。
調理後は良く火を通して水気を飛ばすことでさびを抑えましょう。なお、ステンレス製の鍋やスキレットでは、シーズニングは必要ありません。
調理しやすい食材や料理を選ぶ
キャンプ料理に慣れないうちは、調理しやすい食材やレシピを選ぶことも重要です。下処理や下味をつける必要がない簡単な食材や料理を選べば、慣れない場でも余裕をもって調理できます。
カットされているものや、洗ったり手でちぎったりするだけで食べられる野菜や下処理済みの肉類がおすすめです。
下ごしらえ済みの食材を持参する場合も塩コショウや醤油などの基本的な調味料は持参しましょう。
調理時の火力に注意する
キャンプ料理で火を使う際は、火力にも注意が必要です。火加減はキャンプ料理初心者が苦戦する工程の1つです。
ガス調理や炭火調理、焚き火調理の3つが、キャンプにおける主な調理方法ですが、火力が安定しやすいガス調理なら、食材を焦がしたり、生焼けになったりする不安が減らせます。
アウトドア用のガスバーナーは火力が安定するだけでなく、火おこしの時間も短縮できます。火が通りにくい食材は、あらかじめ電子レンジなどで火を通してから持っていきましょう。
楽しく食べられることが大切
キャンプでは、現地で調理した料理を楽しく食べることも大切なポイントです。慣れないうちは何を作ればいいのか悩むかもしれません。
しかし、外で食べる非日常な行為も料理をおいしく食べられるスパイスです。洗い物の手間を減らす、普段とは異なる調理道具を使う、盛り付けにアレンジを加えるなどのひと手間でキャンプ料理の楽しみもグッと増えます。
この記事の後半で、「初心者におすすめの簡単にできるキャンプ料理」もご紹介しているので参考にしてみてくださいね。
キャンプ場での簡単調理に役立つ道具
キャンプ料理に慣れないうちは、どんな調理道具を選べばいいのか悩むかもしれません。簡単なキャンプ料理に使える調理器具は、普段使いできるものもあり、扱いも難しくありません。
キャンプ初心者でも使いやすい調理道具を火器と調理器具にわけて紹介します。
バーナー
キャンプ料理初心者には、自宅のキッチンと同じ感覚で煮たり焼いたりの調理ができるガスバーナーがおすすめです。火力が安定するため、焼きすぎ、生焼けなどの失敗も減らせます。
五徳が折りたためるタイプなら荷物になりません。1〜2人の少人数でのキャンプでは、バーナー1つでさまざまな料理に挑戦できます。
バーベキューコンロ、グリル
バーベキューコンロやグリルにはハイスタイル、卓上、折りたたみなどのタイプがあり、数千円から購入可能です。
炭火対応のものは火を起こすのに時間とコツが必要です。初心者は、ガス対応のものを選びましょう。
ワンポイント
✓炭火:火おこしに時間とコツが必要
✓薪:着火は簡単だが、調理しやすい熾火になるまで時間がかかる
スキレット
フライパン料理をキャンプで楽しみたいなら、スキレットを準備しましょう。スキレットは鋳物製のフライパンを指します。できあがった料理をスキレットのまま食べられることも魅力です。
使用前には、シーズニングを行いましょう。
ダッチオーブン
煮込み料理や鍋料理、炊飯などに欠かせないのが、ダッチオーブンです。ダッチオーブンがあれば煮る・焼く・蒸すなどの万能調理が可能です。ローストビーフやパンなども作れるので、料理の幅も広がるでしょう。
鉄製のダッチオーブンは使用前にシーズニングの作業が必要です。熱伝導率と蓄熱性が格段に高く、鋳鉄が素材の味をさらに引き出します。普段使い慣れた食材で試すと、よりおいしさの違いが感じられます。
手入れにひと手間かけることで、さらに料理が美味しく感じるかも?
ホットサンドメーカー
パンに具材を挟んで焼くだけのホットサンドメーカーも、キャンプ料理初心者におすすめの調理器具です。ホットサンドメーカーには様々な種類がありますが、アウトドアメーカーの物であればIH対応でも焚火、ガスでも使える物が多いです。
アウトドア用の物であってもハンドルがプラスチック製だと焚火の豪快な炎で溶けてしまうかもしれないので要注意。焚火には木製のハンドルがオススメです。
メスティン
アルミ製の調理器具メスティンは、さまざまな調理に応用が利く調理器具です。炊飯や焼く、茹でる、蒸す以外にも揚げ物や燻製調理が可能です。熱伝導力が高いため、火力の小さい火器でも熱が均等に伝わるメリットがあります。
ものづくりのまち「新潟県三条市」
「ものづくりのまち」として全国的にも有名な新潟県三条市。そんな三条市に拠点がある企業の「キャンプ場での簡単調理に役立つおすすめ道具」をご紹介します。
そして、三条市には「下田郷」という、キャンプ、ラフティング、フィッシングなどさまざまなアウトドアや温泉、食が楽しめるエリアがあるのはご存知でしょうか?
「下田郷」にある人気キャンプ場や魅力について記事の最後で詳しく紹介しますので、お見逃しなく!
キャンプ場での簡単調理に役立つおすすめ道具6選
キャンプ場での簡単調理には、道具の選定が大切です。便利な道具を6つ紹介します。
Snow Peak(スノーピーク)/HOME&CAMP バーナー シルバー
コンパクトに五徳を収納できる卓上コンロで、持ち運び時にかさばりません。五徳は、大きめの鍋にも対応しているので大容量の調理にも安心です。カラーはシルバー、カーキ、ブラックの3種類から選べます。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/7Way マルチ ファイアグリル
1台で7つの調理ができる多機能グリルです。串焼きやピザ、煮込み料理、茹でるなどさまざまな調理が1つでできるので、コンパクトなスペースでさまざまな料理が楽しめます。
BUNDOK( バンドック)/ミニスキレット 2個セット
普段の食卓にもキャンプにも使えるスキレットです。ミニサイズなので1人キャンプに適しています。普段使いでは、魚焼きグリルで2つ同時に調理が可能です。目玉焼きやアヒージョなど、さまざまな料理に挑戦できます。
Snow Peak(スノーピーク)/コロダッチオーバル
レタス半玉が入る小型サイズのダッチオーブンは、簡単なおつまみやもう一品が欲しいときにピッタリです。小型ながら深さがあるので、炊き込みご飯やスープなどにも適しています。IH対応なので、自宅調理でも活躍するでしょう。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/ハーフ&ハーフ ホットサンドトースター
食パン1枚を使った、ハーフサイズのホットサンドが作れるホットサンドメーカーです。食パン2枚のボリューミーなホットサンドが食べきれない、女性や子どもにもおすすめです。フッ素樹脂加工で、普段のお手入れも手軽にできます。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/アルミ角型クッカー
「アルミ製の飯盒(はんごう)=メスティン」は熱伝導率が高いため、ムラなく調理ができます。持ち手が折りたためるので持ち運びや収納の場所をとりません。内部にあるメモリを利用すれば、お米の水加減も正しく測れます。
初心者におすすめの簡単キャンプ料理6選
キャンプ料理には定番のカレーをはじめ、初心者でも簡単に作れる料理が多くあります。これまで紹介した道具を使って作れるものを含めて、キャンプでおすすめの簡単料理を6種類紹介します。
1.生野菜や加工商品を使った料理
生野菜や加工食品を使った料理は、キャンプでも簡単に調理できます。生野菜に生ハムを添えたり、数種類の野菜をドレッシングと和えたりするだけで一品が完成です。
キャベツやキュウリなどをビニール袋に入れて調味料をもみこめば、お皿も手も汚れません。レトルトハンバーグやソーセージなどと一緒にカット野菜や過熱済み野菜を煮込んだ料理もおすすめです。
2.食材をそのまま焼いたり、アルミホイルに包んで焼くだけの料理
焼くだけで完成する料理も、キャンプ料理初心者におすすめです。事前に焼き肉のたれや味付け粉などで下味をつけておけば、肉や野菜を焼くだけで料理が完成します。
焼くだけの手軽な料理も、ホイル焼きにすればひと手間かけたキャンプ料理になります。鮭とキノコのホイル焼き、豚バラ肉とキャベツのホイル焼きなどの料理があります。アルミホイルに旬の野菜や肉、魚など好みの具と調味料を包んで焼くだけなので、洗い物も減らせます。
3.スキレットを使った簡単料理
スキレットがあれば、煮たり焼いたりするだけの簡単料理も、立派なキャンプ料理になります煮込み料理でおすすめなのが、熱した鷹の爪とニンニクで香りを出したオリーブオイルで、エビやマッシュルームなどの食材を煮込んだアヒージョです。塩コショウで味を整えるだけで本格料理が完成します。
溶かしたチョコレートとマシュマロを、ビスケットですくって食べるスキレットモアの甘さも疲れた体にピッタリです。ステーキやチーズフォンデュなどもおすすめです。
4.ダッチオーブンを使った簡単料理
ダッチオーブンを使った煮込み料理も、食材や調味料を工夫すれば手軽に作れます。下ごしらえ済みの野菜や市販のカット野菜セットなどを利用すれば、ブイヤベースやカレーライスも簡単に調理できます。
ポトフや冬にぴったりの鍋も、ダッチオーブンなら食材を市販の鍋の素で煮込むだけで完成です。
食材の水分だけで作る無水カレーもおすすめです。肉を焼いていったん取り出し、野菜を炒めます。肉を戻したら蓋をして、水分が出るまで煮込みます。コンソメを入れてさらに煮込み、最後にカレールーを溶かして完成です。
5.ホットサンドメーカーを使った簡単料理
ホットサンドメーカーは、朝食にピッタリです。食パンにチーズやベーコン、野菜、ポテトサラダなどの総菜を挟んで焼くだけで簡単に朝食が完成です。チョコレートやマシュマロなどの甘い食材も、ホットサンドに適しています。
市販の肉まんや冷凍餃子、ピザなどを焼くのもおすすめです。餃子の皮でソーセージやチーズを包んで焼けば、サイドメニューやおつまみの一品ができあがります。
6.メスティンを使った簡単料理
焼く、煮る、揚げるなどさまざまな料理に対応したメスティン(アルミ製の飯盒(はんごう))を使えば、炊き込みご飯もパスタ料理も簡単に作れます。まずは、好きな具材で作る炊き込みご飯です。
お米一合に水200cc、好きな具材、醤油、昆布だし各小さじ1を入れたら30分ほど浸します。その後20分ほど火にかけて10分蒸らせば、炊き込みご飯のできあがりです。
半分に折ると、パスタも簡単に茹でられます。茹でたパスタに好きな具材を和えたら、オシャレな一品が完成します。
底網を使えば、蒸し料理もできます。下に水を張った底網の上にクッキングペーパーを敷いて市販のシュウマイを並べます。弱火から中火であたためて湯気がでたら蓋をして温めます。温める時間は、パッケージの表示を参考にしてください。
新潟県でキャンプやアウトドアを楽しむなら三条市の下田郷(しただごう)へ
「初心者におすすめの簡単にできるキャンプ料理|あると便利な道具や簡単レシピ6選」はいかがでしたでしょうか?
事前に食材の下ごしらえをしたり、煮るだけ、焼くだけの料理なら、初心者でも簡単にキャンプ料理が楽しめます。使い勝手のよい調理器具を利用すれば、料理に慣れていない人も効率よく調理ができるので、長く使えるお気に入りの品が見つかるといいですね。
そして、キャンプ料理がもっと楽しくなるかもしれない、新潟県三条市にある下田郷(しただごう)にある人気キャンプ場やアウトドアについてご紹介します。
下田郷は、記事内でご紹介したアウトドアメーカーが運営するCAPTAIN STAG®八木ヶ鼻オートキャンプ場やSnow Peak HEADQUARTERS(スノーピーク ヘッドクオーターズ)といった人気のキャンプ場や、絶景を眺めながら楽しむサイクリグや、プロも絶賛する五十嵐川の渓流釣り、温泉、地元の食材を使ったグルメなどが楽しめるアウトドア好きにとって人気のスポット。
どのキャンプ場に行こうか迷っている方や、自然豊かな里山でゆったりとした時間を過ごしてみたい方は、ぜひ下田郷の公式サイトをチェックしてみてくださいね。
この記事を書いた人
三条観光協会 会田事務員
新潟県三条市の三条観光協会職員。4人家族。 キャンプ、テニス、登山、サーフィン、スノーボードを愛すアウトドア志向者! 仕事柄観光地視察も多いので、皆さんにご満足していただける新潟県内の観光情報やアウトドアノウハウの記事を発信していきます。